「株式会社 エーツー」では、快適にページをご覧いただくためにJavaScriptという技術を使用しています。 JavaScriptの設定がオンにされていない場合、適切な表示・操作を行えないことがありますのでご了承ください。
新品定価より ¥1786安い!!10%OFF
新品定価より ¥1786安い!!
条件により送料とは別に通信販売手数料がかかります ■本州・四国・九州 お買上金額 5,000円未満…240円 お買上金額 5,000円以上…無料 ■北海道・沖縄 お買上金額 5,000円未満…570円 お買上金額 5,000円以上10,000未満…285円 お買上金額10,000円以上…無料
このページに記載された商品情報に記載漏れや誤りなどお気づきの点がある場合は、下記訂正依頼フォームよりお願い致します。
4.9(16件)
現在、商品レビューの投稿はありません。
商品レビューの削除
商品レビューを削除しました。
指定された商品レビューが見つかりませんでした。
削除キーを入力してください。
削除キーが間違っています。
削除できませんでした。
重松 清 世紀末の隣人
池袋の通り魔、音羽の幼女殺人、少女監禁、カレー事件、リストラ、田舎移住、ニュータウンの30年……。世紀末の1年の事件は、21世紀のいまも「現役」。遠くて近い隣人たちのドラマに寄り道しつつ迫ってみると、そこにはあなたとよく似た顔が――。直木賞作家による異色ルポルタージュ。(『隣人』改題)
あなたの隣で起きた12の事件。
ノンフィクション
夜明け前、孤独な犬が街を駆ける
nowhere man
ともだちがほしかったママ
支配されない場所へ
当世小僧気質
桜の森の満開の下にあるものは…
晴れた空、白い雲、憧れのカントリーライフ
寂しからずや、「君」なき君
「街は、いますぐ劇場になりたがっている」と寺山修司は言った
熱い言葉、冷たい言葉
年老いた近未来都市
AIBO東京タワーの夢を見るか
レビューより
痛い。「世紀末の隣人」というタイトルがあまりにも痛い。 池袋通り魔殺人や音羽幼女殺人、和歌山ヒ素カレー事件など世紀末に起きた事件の数々に重松清が迫る。 ルポタージュにも関わらず彼の小説と全く同じように人間の奥底に潜む孤独や欲望を描き出していく。 彼の小説っていつもどこか痛々しい。なぜだろう…。それは、あまりにも読者の痛みを描き出しているからではないか、と思います。 重松清が小説で描く痛みや孤独は世の中の痛み。言葉にならない私達の痛み。だからこそいつも共感してしまう。
20世紀末に起こった事件をテーマに、事件現場や加害者が暮らしていた土地を訪れる。真相に迫ったルポではないが、著者の視点からの考察は興味深い。カントリーライフの夢破れた末の親子心中は痛ましい。一命をとりとめた子が今も強く生きていることを祈るばかり。