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岩城秀夫 / 朋友書店
定価: ¥ 4,950
山西に発生した素朴な演劇「元曲」の創始者的存在である関漢卿の出身と山西雑劇の大都への流入、北宋演劇の流転、中国人の美意識など、中国の古劇について、出土文物・稀覯書も取り上げ、さまざまな角度から論考する。
※ カバーにシワやふちヨレ、背中に色褪せもあります。大きな傷みはありません。紙面も(裁断面も)いたってきれいです。気持ちよくお読みいただける状態です。
■目次
I.そもそも古劇とは
関漢卿は解州の人-山西雑劇の大都への流入を考える
丁都賽雜劇雕磚出土の意味-北宋演劇の流転を探る
「北西廂記」「断髪記」「窃符記」-神田喜一郎博士蔵中国戯曲善本三種
「長生殿」と洪昇
II.花と人と
不老長寿と菊花の美酒
柳の絮か 白雪か-普宋間の美意識
中国人の美意識を探る-梅花粧と梅花落のうた
III. 人と学問
洞春寺蔵『山谷詩抄』-嘯岳鼎虎禅師自筆本
洞春寺開山嘯岳鼎虎禅師の手沢本
謝肇と『五雑組』
『桟雲峡雨日記』と竹添井井
青木正児先生の最終講義
あとがき
【管理用】
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中国古劇溯源 岩城 秀夫 著