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あれから時は流れ、老いた元死刑囚が語り始める。銃を強奪し、山に籠もった若者たち。厳冬下の極限の生活と訓練。逃亡と粛清。そして、総括という名の、死につづく死―。彼らの「罪」とは?彼らに「救い」はあるのか?鎮魂の思いを込めて「連合赤軍事件」を描く、渾身の長篇小説1000枚。
2030年。玉井潔は、60年前の“あの事件”のために死刑判決を受けた後、釈放された過去を持つ。死期を悟った彼は、事件の事実を伝え遺すべく、若いカップル相手に、自分達が夢見た「革命」とその破局の、長い長い物語を語り始めた。人里離れた雪山で、14人の同志はなぜ殺されねばならなかったのか。そして自分達はなぜ殺したのか…世を震撼させた連合赤軍事件の全容に迫る、渾身の長編小説。
レビューより
この本が描いているのは連合赤軍事件の悲劇である。著者はそこに人間ドラマを見たのであろう。しかし私は著者とは違い、左翼の政治的人間である。であるから、連合赤軍事件に対しても政治的判断が先に来てしまう。私にとっては連合赤軍は人民大衆の革命的能力に絶望した小セクトであり、中核派・革マル派・革労協の内ゲバと同様に連合赤軍事件も他人事としか思われない。
山岳ベース事件をネタにした小説で、フィクションの体裁だが詳しい人ならどれが誰をモデルにしたのかすぐにわかるだろう。 私からは事件については多くは語らないが、倉重(森恒夫)は大学で駅弁会だかホカ弁会だかにいそうで朝バカとかジレンマのなんとかみたいな討論(笑)番組とかが好きそうな口ばっかのヤツで、上杉(永田洋子)はどう見てもサークルの姫ポジションにしかみえない。タダでさえ世間から乖離した価値観の連中なのに、口ばっかの倉重とサークラ上杉がタッグ組めばそれはおかしなことにならないわけがない。