国家と戦争　徹底討議 小林よしのり　福田和也　西部邁　佐伯啓思『戦争論』に対する各界の批判に対して論客４名が結集して大討論！！

大変美品ですが画像にもあるように、帯に小さな汚れあり。ご理解頂ける方に、ご検討をお願い致します。

レビューより
1999年刊。小林よしのり『戦争論』に対する各界の批判に対して西部邁が司会役になり、小林擁護の立場で福田和也、佐伯啓思を結集して討論。小林と福田が時々対立するが西部がいなす。既にこの時期に西部は特攻との対比で己の死に方に言及。論点は多岐に亘り、消化不良の点も多々あった。南京事件に対する小林・福田の論争は興味有り。また、天皇の戦争責任論にも言及。更に、左翼論壇に対する痛烈なる論難は小気味良い。最後に「特攻」を志願した福井一中尉と出撃前の家族の一家心中は涙無には読めなかった。いずれにしても何度か読み直し要す。

登場する方々
中曽根康弘
折口信夫 松尾芭蕉 和泉式部 吉本ばなな
小津安二郎　ベートーベン　本居宣長
源氏物語　教育勅語　日教組　ソクラテス
フロイト　多重人格症　岡田斗司夫
夫婦別姓問題　西行　安岡章太郎
吉行淳之介　庄野潤三　宮崎哲弥　川端康成
芥川龍之介　北村透谷　三島由紀夫
西尾幹二　坂口安吾　小浜逸郎
社会心理学　福田赳夫 灰谷健次郎
住井すゑ　野坂昭如　大江健三郎
田原総一朗　水木しげる
オーウェル　フォースター　日本国憲法
大東亜戦争　独立戦争　エンゲルス
トルストイ　白虎隊　スピルバーグ
ヒトラー　二百三高地　乃木希典　西安事件
松岡洋右　日英同盟　盧溝橋事件
リットン調査団　筑紫哲也　江沢民
本多勝一　舟橋洋一　ジュネーブ条約
ベトナム戦争　ネルソンデミル　満州事変
浅田彰　柄谷行人　吉見義明　とんねるず
大島渚　南京大虐殺　夏目漱石　渡辺一夫
宮台真司　切通理作　井上ひさし
小林多喜二　ナポレオン　フランス革命
皇太子　ムッソリーニ　小渕恵三
征夷大将軍　石原慎太郎　前田日明
プラトン　獅子文六　妹尾河童　小沢一郎
サンフランシスコ講和条約　天皇の戦争責任
論　島田雅彦　統一教会　オンブズマン
大杉栄　幸徳秋水
古事記　日本書紀　教科書運動　村上春樹
福田恒存　笠智衆　小津安二郎　吉村作治
戸塚ヨットスクール　さだまさし
藤子不二雄　赤塚不二夫　ビートたけし
尾崎秀美　岡倉天心　植民地主義
ハイデッカー　ニーチェ　吉田茂　広田弘毅
石川達三　藤岡信勝　半藤一利　東條英機
林房雄　大東亜戦争　福沢諭吉
オウム真理教　薬害エイズ　鷲田小彌太
香山リカほか多数