アントニオ猪木自伝 猪木寛至 力道山 異種格闘技戦 結婚、離婚、娘との別れ 馬場との確執 国会議員 金銭トラブル 現役引退と新団体旗揚げ

自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので表紙や帯など経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。

アントニオ猪木自伝 　　猪木 寛至
少年時代のブラジル移住。力道山にしごかれた修業の日々。モハメド・アリ戦をはじめとする異種格闘技戦。結婚、離婚、娘との別れ。対照的なライバル・ジャイアント馬場との対決。独自路線で外交問題に取り組んだ国会議員時代。苦しめられた数々の金銭トラブル。そして、現役引退と新団体旗揚げ。プレロス界のビッグスターが、その波瀾の半生を初めて赤裸々に明かす―。

目次
生い立ち鶴見の少年時代
ブラジル移住へ祖父の死
プロレス入門と師・力道山
アメリカ修行と最初の“結婚”
東京プロレスへの参加とジャイアント馬場
独立、新日本プロレス旗揚げ
異種格闘技戦因縁のモハメド・アリ
新日本プロレス黄金時代とアントン・ハイセル
失意の時離婚と厳流島
後継者ということそして政治家へ
猪木外交とイラク人質解放ｌスキャンダル勃発と北朝鮮の地
引退　新たな世界へ

登場する方々
山本小鉄　坂口征二 カールゴッチ 倍賞美津子
力道山　アンドレ・ザ・ジャイアント　豊登
大木金太郎　ストロング小林　ハルクホーガン
タイガージェットシン　スタン・ハンセン
上田馬之助　倍賞千恵子　テリー・ファンク
ドリーファンク　山口組　右翼　児玉誉士夫
アブドーラ・ザ・ブッチャー　デストロイヤー
新間寿　マサ斎藤　ルー・テーズ　ビートルズ
梶原一騎　大山倍達　小川直也　藤波辰爾
ディック・マードック　長州力　佐山サトル
タイガーマスク　前田日明　キラー・カーン
木村健悟　橋本真也　武藤敬司　蝶野正洋
サンダーライガー　高田延彦　金丸信　佐川清
磯村尚徳　小沢一郎　江本孟紀　アニマル浜口
ヒクソングレイシー　天龍源一郎　大仁田厚
ほか多数

レビューより
本書は「猪木寛至自伝」を文庫化し、新たにエピローグとしてジャイアント馬場や旗揚げされたＵＦＯについて語られた章を加筆したものである。
猪木の自伝は数多く存在し、他書と重複するところも多いが、幼少時代からブラジル移民時代、力道山との出会いとプロレス入門、アメリカ遠征と東京プロレスへの参加、日プロ時代、新日本プロレス旗揚げ、アリ戦、国会への挑戦、引退とその後、と各時代ごとに詳しくその背景が述べられている。特にアリ戦には一章を割いて語られており、実情がよくわかって面白いと思った。各章とも猪木が何を考え、どう行動したのかが赤裸々に述べられている。


猪木という人間は捉えどころのない人物であり、規格外のスケールの大きさがある。数多くの評伝もあるが、やはり本人から語られた内容の方が説得力がある。最初から最後まで一気に読める面白さがあり、猪木の自伝では本書が一番だと感じた。


著者の凄まじい人生が描かれています。少年時代からプロレス引退までの本編を全て読んだ後、エピローグの最後のメッセージが心に響きました。
借金塗れになり、ディスコで踊り狂う猪木さんに漢を感じました。必読の書です。


実像が虚像を上回る。プロレスは勿論のこと、実業に対しても政治に対しても、志の高さが際立つ。器が大きいが故に、良からぬ輩も寄ってくる。だが、何度苦汁を飲まされても、本物であるが故に崩れなかった。なお、裏切者の実名も明らかにしているが、後世が迷わぬためにも賢明な措置といえる。