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ジャングルを蛇行するアマゾンは魚たちのユートピア。名魚トクナレや殺し屋ピラーニヤ、黄金の魚ドラドなど、巨魚・怪魚を求めて褐色の大河に挑んだ60日、驚異の16、000キロ。(解説・菊谷匡祐)
【オリジナル写真満載!】何かの事情があって野外へ出られない人、海外へいけない人、鳥獣虫魚の話の好きな人、人間や議論に絶望した人、雨の日の釣師……すべて書斎にいるときの私に似た人たちのために。──開高健は本書巻頭にそう書いた。南米の大河アマゾンの釣魚・冒険・文明論ノンフィクション。稀代の文章家の猛烈な表現力で記されたこの伝説の旅は、その驚き(オーパ!)の豊かさ、深さ、面白さで、また、その文明論の射程で、いまだ他の追随を許さない。追うのは巨大魚ピラルクー、肉食魚ピラニア、黄金のドラド、名魚トクナレ……。旅程はアマゾン河口の街・ベレン、冒険の基地・サンタレン、大湿原の入口・クイヤバ、砂漠の人工都市・ブラジリア……。その美、その食、その壮大。心躍る紀行文学の古典がオリジナル写真満載。
レビューより
多数のカラー写真と開高健の熱い文章で、まるで自分もアマゾン河で一緒に釣りをしているような気分に浸れる一冊。
アマゾンでの火災は以前から行われていて、1977年にアマゾンを訪れた作家開高健はその様子をこの本の中でこう記している。「燃えつきたところでは黒焦げになってたったり、たおれたりしている無数の木の散乱が巨獣の集団墓地のように見えた。(中略)災厄の前兆宇としての業火なのか、豊産と健康のための浄火なのか、それとも業火にして浄火であるのか、私にはわからない」それはまるで開高の予言でもあるかのようだ。
表紙のピラニアの写真が内容を裏切らない。
読んでいて、本の中に宝物がちりばめられているような感覚がした。正直自分は釣りには興味がない。それなのに、読んでいくうちに正に引っかかってしまった釣り竿でぐいぐいを引き寄せられるように、この本には惹かれていった。釣りがしたい、アマゾンへ行きたい、とど素人だから思うのか、とにかく読む人を釣りとアマゾンの世界に駆り立てる。
面白い。この本を一言で表そうとすると、この陳腐な言葉に行きついてしまう自分の表現力の貧しさに恥ずかしくなるが、他にどう例えればいいのか。釣り好きの人にも釣りに全く興味のない人にもおススメ。