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南方 熊楠 (著)
【内容紹介】
(上巻)
十二支の動物はいずれも人間と深い関わりを持ち,人類の歴史とともに成長して,説話となって私たちの生活と結びついている.これらの動物について,古今東西の典籍を渉猟し尽くした著者(1867―1941)が,年の始めに蘊蓄を傾けた結果が本書である.奔放な語り口で自在に繰り広げられる知の饗宴.上巻には虎,兎,竜,蛇,馬の各篇を収めた.
難解と言われる南方熊楠の世界は,学問領域としては自然科学のうちの生物学と,人文科学のうちで民俗学が代表格にあり,両者の巧みな融合から独特な魅力がもたらされている.さまざまな主題がそこに展開するうちで,本書はもっとも民俗学的な話題にあふれており,南方が読破してきた古今東西にわたる文献類のうちで,人間と動物・植物との交流を表現する記事を,文字通り縦横無尽に駆使しながら,人獣交渉の民俗誌を世界大的な広がりのなかで浮彫させている.
『十二支考』というように十二種の動物,もっとも牛は書かれていない.書誌的には,1914年1月から十年間にわたり,雑詩「太陽」に連載された.1914年が寅年なので,第一回目は虎となっている.十二支は中国から伝来した知識であるが,それは日本人の日常生活に深く浸透しており,本書でも十二支にちなむ動物たちが言あげされる.そうした世間の需要に応えるように,南方もかなり読者にサービスして,該博な知識をたっぷり紹介しており,興味あふれる内容なのである.
(下巻)
犬と猫はなぜ仲が悪いのか.人や他の動物の寿命はどのように決まったか.猪と蝮の関係は? ……それからそれへと興味つきない話の数々.一見,好事趣味の暇つぶしのようだが,古い文化の探求と歴史解釈への有用な道具であり,細分化された学問にはない全人性と健康が感じられる.下巻には羊,猴,鶏,犬,猪,鼠の各篇を収録.
【著者について】
南方 熊楠 (著)
南方 熊楠(みなかた くまぐす)は、日本の博物学者・生物学者・民俗学者。
生物学者としては粘菌の研究で知られているが、キノコ、藻類、コケ、シダなどの研究もしており、さらに高等植物や昆虫、小動物の採集も行なっていた。そうした調査に基づいて生態学(ecology)を早くから日本に導入した。
1929年には昭和天皇に進講し、粘菌標品110種類を進献している。
民俗学研究上の主著として『十二支考』『南方随筆』などがある。その他にも、投稿論文、ノート、日記のかたちで学問的成果が残されている。
フランス語、イタリア語、ドイツ語、ラテン語、英語、スペイン語に長けていた他、漢文の読解力も高く、古今東西の文献を渉猟した。言動や性格が奇抜で人並み外れたものであるため、後世に数々の逸話を残している。
柳田國男から「日本人の可能性の極限」と称され、現代では「知の巨人」との評価もある
この商品説明は オークション落札相場サイト「オークファン」出品テンプレート で作成されています。
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