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昭和59年 414P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
あとがき」
大阪市立大学教授 塚原鉄雄先生は、本年、華甲をお迎えになった。この事を記念して、賀茂別雷神社三手文庫蔵の『落窪物語』を刊行する。
『落窪物語』は、先生が、母校、京都大学文学部国語学国文学研究室の機関誌『国語国文』に初めて寄稿された「落窪物語の人物とその成立」(昭和二十五年九月)で扱われた作品である。この機縁によってでもあろう、翌年、奉職された大阪市立大学の国語国文学教 室が行った三手文庫資料調査において、当時助手であられた先生が親しく調査を担当されたもののうちに、今回の『落窪物語』があった。
また、御著書のうち、影印校注古典叢書(新典社)の『堤中納言物語 上・下』、新潮日本古典集成(新潮社)の『堤中納言物語』は、いずれも三手文庫蔵本を底本としたものである。このように、先生と由縁の深い三手文庫の、しかも、若き日の思い出深い『落窪物語』を影印し、翻刻を添えて刊行することは、とくに平安王朝の文学と言語の研究に力を注いでいらっしゃる先生の華甲を賀するにふさわしく、加えて、国語学国文学の研究において、本文を凝視することの重要性を力説される日頃のおことばに添うことにもなると
考えた。
華甲記念の実際の作業は、昭和五十四年夏、大田神社の藤木保治氏と賀茂別雷神社の御配慮を得て、新典社の菊地光治部長による原本撮影で開始された。以後、翻刻・解説など、それぞれの担当者が作成した礎稿に検討が重ねられて、すべての原稿が新典社に渡された
のは、昨年初秋のことであった。印刷の工進み、華甲記念『落窪物語』は、間もなく出来上がろうとする。
先生は、人生学問一体を信念とし、実践されて来た学者である。眼疾後の研究のペースにまったく変化がみられないのも、それを体現されていることの反映であろう。また、人生においても学問においても、世俗に阿ねり、名利を得ることを、最も嫌厭される。それは、われわれの目に頑なに過ぎるとさえ映ることもある。この孤高の精神は、大陸の荒野を駆けることを夢見られた少年時代から今日に至るまで、変わることなく貫かれているのである。
どのような仕事に対しても、先生は、全力投球で立ち向かわれる。受験生向けの記事においても、学術論文同様、人生と学問のすべて 吾されているのである。また、「人文科学は、自己の世界を完成しようとする個人的営為によってのみ成り立つ」、 「現象に幸も しない。その人がどう捉え、どう生かすかによって決まる」といった語録にも、先生の透徹した、厳しい人生観を窺い知ることが、教育者としても、まことに厳しくいらっしゃる。学生と安易な妥協をしたり、学生に淡い期待を抱かせたりするようなことは、ない。それにもかかわらず、「桃李言はざれども下自ら壁を成す」の古言のごとく、そのお教えを乞う者は多い。先生は、真に求めて来る者を拒まれない。たとえ自説に批判的な者であっても、あるいは、まったく立場を異にする思想の持ち主であっても、
「受け入れられる。そして、いかに多くの学生が、学的方法論から原稿用紙の綴じ方の実際に至るまで、学問というものについて えを賜ったことか。 に浴した者は、親しく御指導を受けた学生だけにはとどまらない。著述に接して学恩を受けた人々、教科書や講演によって国語教の真髄に迫り得た現場の先生方、参考書やラジオ放送などを通じて学んだ受験生達――、先生の恩恵に浴した人々は、数しれないのである。
ここに、本書を刊行することによって、先生に縁ある人々と、先生の華甲をお祝いしたい。
平安時代中期の物語。作者未詳。4巻。 10世紀末の成立。『住吉物語』とともに,当時流行した継子物 (→継子話 ) の代表作。世界的に流布するシンデレラ型の継子いじめの話で,継母の虐待に耐えた落窪の姫君が貴公子と結婚して幸福を得,継母は報復されるという筋。先行する『竹取物語』や『宇津保物語』が超現実的伝奇物語であるのに対し,写実的に貴族生活を描いており,通俗であるが『源氏物語』に影響を与えた作品として貴重。源順の作といわれるが明らかでない。
お好きな方、お探しの方いかがでしょうか。
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