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福田 和也
石原慎太郎の季節
二十三歳、『太陽の季節』で衝撃のデビューを果たし、以後、参議院全国区で空前の三百万票獲得、「青嵐会」の創設、田中金権政治への徹底抗戦、東京都知事選の圧倒的勝利と次々に打ち出される斬新な政策の断行・・・…と、デビューから現在まで常に《時代精神の体現者》として人々の耳目を集めてきた石原慎太郎を、その半生、その文字、その政治から照射して、その実像とともに「志」を鮮烈に浮かび上がらせた、石原慎太郎と親交の深い気鋭の評論家による渾身の書き下ろし!
23歳の衝撃のデビューから現在まで常に「時代精神の体現者」として人々の注目を集めてきた石原慎太郎を、その半生・文学・政治から照準し、その実像とともに「志」を浮かび上がらせる。
第1章 時代精神の体現者―戦後史の十字路に立ちつづける
第2章 父という「男」の肖像―「死者との対話」と父性原理
第3章 存在の光背としての海―「個」の限定と大いなるもの
第4章 孤独なる戴冠―「がまんしてやる」行動の世界
第5章 ふり向いてくれ、愛しきものよ―国連をめぐっての闘い
第6章 日本よ―来るべき世代への責任
レビューより
石原慎太郎と三島由紀夫の対峙
2001年出版の作品。福田和也は石原慎太郎と個人的に付き合いがあり、考え方も近いようなので、批判的な書き方は極端に少なかった。親父のように慕うところがあるという。石原慎太郎と親交のあった文学の先輩三島由紀夫を引き合いに出し、2人の異なる国家観、政治観、人間観を指し示し比較していた。生前、三島由紀夫は、自民党にいながら自民党執行部を批判する石原慎太郎に苦言を呈していたようだ。藩に属し、主君に仕えていたサムライはどんなことがあろうが、自分のいる組織を批判などしなかったが、石原慎太郎にはそういった潔さがない、と三島由紀夫は言った。
しかし、その石原慎太郎も、国会議員生活の中で総理大臣になることはかなわなかった。