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「妻敵の槍 無茶の勘兵衛日月録15」 2013年 3月 文庫初版
「川霧の巷 無茶の勘兵衛日月録16」 2013年 6月 文庫初版
「玉響の譜 無茶の勘兵衛日月録17」 2013年10月 文庫初版
定価 各巻 648円+税 295頁~319頁
<16> これまでいろいろな事件があった。勘兵衛のおせっかいから関わった事件も多いが、何故大老の酒井が、越前大野藩を目の仇にするのか、特に初期の巻では無茶勘が、なぜ江戸に出てきてお耳役などという中途半端で奇妙な役についたのか、訳がわからないままにも物語が面白いので夢中で読んでいたが、ここで整理されているので振り返るのもよい。越前松平家は家康の息子結城忠泰が祖に成るが、一度養子に出ているので将軍になれず、憤懣から何度か問題を起こしている。それでも家康の子の家系なので、名家として扱われるが、その後何度もお家騒動のあげく、分家も増え(越前大野藩もその一つ)、一族間の領地替えも多い。さらに養子やら婚姻関係が複雑で、常に火の種を抱えている。大野藩においては年老いてから出来た息子の出来が悪く、その前に迎えた養子を追い出したいざこざや、藩内の不正など問題があったのだ。ともかく最初のほうでこのような物語の整理が語られた後今回の主要な事件に入る。生真面目で留守居の松田が便利に使っている武太夫に縁談だ。出戻りだが美人の相手に30男の武太夫は喜ぶが、その後の縁談が進まない。何か相手に問題があるのだろうか。松田の命で勘兵衛はその真相を洗う。その課程で園枝の兄の殺害者でもあり、勘兵衛にとって宿敵の山路との対決も決着する。
<17> 勘兵衛は今日も忙しい。面倒見もいいし、その人格が愛され、いろいろなところで人と人の繋がりが出来る。江戸につれてきた小太郎一家はその義理の母(元は小女で父の妾、異腹の弟妹の母親)の働きで江戸の生活にもなれた。小太郎の仕官も決まる。勘兵衛は前巻の髪きりの事件で知り合った小間物屋から敵討ちの手助けを頼まれる。20年も前に起こった白河藩と今の老中土屋との間で起こった揉め事に絡み親を殺された事件だ。20年も仇を探しているのだ。勘兵衛の広い人脈のお陰でついに仇を発見。その間にも勘兵衛は留守居見習いとして松田の手助けをしている。老齢になった藩主(75歳)の参勤交代で帰国するための準備をしているのだ。そして、帰国の途中、二晩目の藤枝で藩主が倒れる。
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個人の蔵書なので、すべて一読はしています。すべて自分で読むために購入した本です。
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