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「吉宗の偽書 兵庫と伊織の捕物帖1」 2007年11月文庫初版
「蜻蛉切り 兵庫と伊織の捕物帖2」 2008年 2月文庫初版
「吉宗の推理 兵庫と伊織の捕物帖3」 2008年 6月文庫初版
定価 680円~720円+税 235頁~266頁
兵庫は吉宗に呼ばれ密命を受ける。紀州家や尾州家の当主の相次ぐ死は、吉宗の陰謀だという医者の証言の書留を尾張継友が握ったという。それが偽物だと言うかぎを握る医者を捜せというのだ。その探索をするうちに、謎の人物や辻斬りかどわかしなど様々な事件が関わるが、一筋縄ではいかない仕掛けが施され、最後まで騙される。
<2> 吉宗は、洋学の師匠の求めるまま大身旗本・本田家の所有する”蜻蛉斬り”という槍を差し出すように命じる。その頃、卍組という二人組が悪徳商人たちから大金を騙し取る事件と、本田家が絡むと思われる殺人事件が起こっていた。兵庫と伊織は、別々の事件から本田家の悪辣な実態を暴く。次第に真相が明らかになるが、そこには、また翁家の思いも入っていた。
<3> 東北の小藩だが、藩主を始め倹約や善政で領民の評判が好い。吉宗も評価する。その上、その大門家の正室はあの謎の美少女と考えていたのだ。しかし、大門家の長男の訃報が飛び込む。また同じ頃、大門家の下士で兵庫の弟・弟子小六が江戸にでてくるという知らせが届くが、いつまでたっても現れない。旅の途中でであった不思議な女男・奇妙丸が絡んでいるのか?藩主の後継問題に絡む事件と、謎の剣士、奇妙丸が現れて、おもしろい1篇に仕上がっている。
多数まとめて送る場合はネット検索の上、なるべく料金の安いものを選択します。希望の発送方法がありましたら、ご連絡ください。
個人の蔵書なので、すべて一読はしています。内容等でご質問がある場合も受け付けます。
また、出品希望の本などがあれば優先的に出しますので連絡してください。