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徳田虎雄 病院王外伝 国内最大病院を巡る闘いの舞台裏
日本医師会に単身で立ち向かい、徳洲会を国内最大病院グループに仕立てた「病院王」の闘いを、関係者への徹底取材で説き明かす!
徳田虎雄がまだ9歳だったある日の明け方のこと。3歳の弟の往診依頼のために、故郷・徳之島中の医師を駆けずり回るが断られ、弟は息を引き取った。夜間診療も休日診療もない時代。命が助かるのは裕福な家庭に限られることを知った徳田は、誰もが平等な医療を受けられる病院設立を目指して医師となり、昭和40年代から徳洲会病院を各地に設立。医療過疎地での病院設立や24時間・365日診療など、当時の概念を覆す施策が患者の心をとらえ、徳洲会グループは巨大病院に発展する。徳田はさらなる医療改革を進めるために政治の世界への進出を図るが、既得権益を次々に破壊された日本医師会は激怒。徳田の政界進出を阻むべく、対立候補を立て、対立はいよいよ激化した。本書は、こうした徳洲会と日本医師会の闘いの舞台裏を明かすために、新聞記者や雑誌記者として数々の医療現場を取材してきた大平誠が当時を知る関係者を徹底取材。現在までの医療改革の真相を究明した書。
レビューより
すべての人が平等に医療を受ける権利があるという当たり前の事を当たり前にしつつあった徳田さん。僻地医療、離島医療、そして地域医師会との闘い。そんな万人への医療を日本だけでなく、広くアフリカまで広げようとしていた徳田さんでもある。幼少期、青年期、そして国会議員へと突き進んだ時代考証。歴史にIFはないけれど、もしALSにり患しなければ、違う日本の医療や世界の医療になっていたのかもしれない。ご自身がお元気なころの中村祐輔さん(東大教授)との2002年の対談が最終章に置かれている。まさに先見性が見て取れます。
本書は関係者への取材で徳田の人生を明らかにする。時系列でまとめていないため、徳田に詳しくない人には読みにくい点があるが、生の記録という印象を強めている。徳田は「生命だけは平等だ」のスローガンを掲げ、患者を断らない病院を開設していった。医療過疎地に積極的に病院を建設した。日本の医療改革を唱え続け、徳洲会を国内最大病院グループに成長させた。これは高齢者の過少医療が問題になる現代でも重要である。