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「海峡遥か 暴れ旗本八代目8」 2009年 2月 文庫初版
「嫁入り桜 暴れ旗本八代目10」 2010年 2月 文庫初版
「万里の波 暴れ旗本八代目11」 2010年 8月 文庫初版
「天守燃ゆ 暴れ旗本八代目12(完結)」 2011年 6月 文庫初版
定価 各巻 629円+税 275頁~337頁
<海峡遥か> 昔恋していた女性に似ているからとして政盛は、回線問屋の嫁・留津の行く末を見守るように息子の右京に命じる。一方留津は、夫とともに長崎にやってくるのだが、夫は戦に巻き込まれ死んでしまいその葬儀の時から不思議な気持ちにとらわれる。気が付けば、天正時代。今まで生きていたのは江戸時代後期の田沼時代だったのに、織田信長が生きていた時代にタイムスリップしてしまったのだ。ともかく、夫の夢の店を大きくするためにと、九州の大友、島津、そして長州の毛利、それから信長の時代に商人として生きてゆく。展開としては、これはないだろうと思われるが、戦国時代末期から、信長の最後までを商人として生きなおした留津の視点で時代を眺める。そして・・・。
<嫁入り桜> 右京もついに結婚。とはいえ、作者一流のトンでも展開についてゆくのは大変。でも、これが時代小説の楽しみ方かもしれない。「嫁入り桜」綾音が嫁入りすることになった大河内家、その婚礼の宵、右京が現れない。右京はまた事件に巻き込まれていた。婚礼の夜なのに花婿の右京は現れない。松代藩のお家騒動に巻き込まれていたのだ。浪人たちに追われる城代家老の用人を助けたのだが、これが実は悪者。婚礼の日になっても、事件は解決しない。錯綜するお家騒動に巻き込まれた右京は婚礼に間に合うのか。さらに綾姉も婚礼から抜け出して。死んだはずが生きていたり、作者党委の何でもあり。「釣り狐」綾音が嫁に入り脂下がっている大河内、息子の右京は今日もぶらぶら。凶悪な盗賊捕縛とその下っ端男が逃げ込んだ商家夫婦の人情物語。「腰抜け二刀流」誤解から剣豪と思われた男が頼まれたのは。「まよい凧」桶屋の梅八が攫われた。彼は元捨て子であったが、彼とそっくりな男が茶問屋の若主だった。双子の入れ替わり。
<万里の波> 鹿児島から琉球を舞台にした薩摩藩に焦点を据えて右京が活躍する。建前上は鎖国していた日本だが、長崎で阿蘭陀中国と交易する傍ら、対馬を経ての韓国、蝦夷地を経てのロシア、そして薩摩を経ての琉球。と、今では鎖国はなかったという説までが主流になっている。ともかく、右京が鹿児島・琉球での冒険となる。鹿児島についてすぐ誘拐される右京、発端となる薩摩藩内の胡乱な動きを描く「天下御免」、鹿児島で桜島噴火を背景に、幕閣と薩摩藩の内紛を描く「燃える桜島」、琉球(沖縄)にわたった右京の様子を描く「万里の波」、そして琉球王とともに江戸に戻って田沼意次と松平定信の陰謀確執を描く「不夜城」。10代将軍の治世末期のごたごたを描いているが、いつものように展開が込み入りすぎて、それでいて見せ場だけが多いのでついてゆくのが大変だが、ともかくこの巻では鹿児島、琉球など異国情緒が楽しめた。
<天守燃ゆ> シリーズ最終巻。息子意知を城中で殺された意次の権勢は鈍る一方なのだが、それでもいまだに老中首座の座を占めている。そんな時公金の着服として老中の安藤が成敗され、それを恨みに思った国家老たちが、江戸城に乗り込み、将軍の首を要求する。そこには昔ほうついされた伊賀者・服部半蔵も絡み、天守台に大砲を据え江戸町民や大奥を人質にとっての大事件。しかしその裏で糸を引いていたのは誰なのか。ともかくシリーズは終わる。このあと田沼意次の失脚して大目付政盛も息子の右京に代を譲る。お騒がせ親子のシリーズ終了。
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