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「雪の花火 梟与力吟味帳5」 2008年 5月 文庫初版
「鬼雨 梟与力吟味帳6」 2009年 6月 文庫初版
「紅の露 梟与力吟味帳8」 2009年11月 文庫初版
「惻隠の灯 梟与力吟味帳9」 2010年 5月 文庫初版
「三人羽織 梟与力吟味帳10」 2011年 3月 文庫初版
「吹花の風 梟与力吟味帳12(完結)」 2011年12月 文庫初版
定価 各巻 571円+税 296頁~313頁
<雪の花火> 「熟し柿」篤志家と知られる男が、10年前の殺人事件で捕まる。その時はアリバイ証言があって釈放されたのだが、調べなおされて捕まった末に、逃走した。これはいかにも心証が悪い。真相は。「極楽と地獄」殺しの疑いで錠前師が捕まる。過去に後ろ暗いことがあった男は黙秘を続けるが。同じころ、霊媒師を名乗る男が高価な壺などを売りつける語りが横行する。遠山追い落としのため、鳥居はこの男を利用するが。自県は都合よすぎる展開だが、権力者が霊媒師を利用するのはありそう。「花おかめ」顏はおかめだが、優しくて働き者。そんなお花は、病の父と二人暮らしだったが、そこに突然実の父の遺産という1万両が転げ込んできた。突然沸いた花婿候補たちだが、お花はすでに心を決めた許嫁がいた。その男に女郎殺しの疑いが。「雪の花火」真琴の昔の恋人・周治は今は材木問屋の主人に収まっていた。その娘が攫われる。周治にはとかく悪い噂が付きまとい、老中への賂のうわさも。
<鬼雨> 今回は”雨”をタイトルにした4話。「鬼雨」6年前に岡っ引きらと争ううちに巻き添えで娘を殺したという男の話。心を入れ替えたという男は、運よくご赦免になって戻ってきたが、薄めの位牌に毎朝毎晩やってきて手を合わせていた。ところがこの数日男がやってこない、同じような殺しがあり、やっぱり後悔などしていなかったのだと娘の母が訴えてきた。「男降り」無役になった八助が若年寄に呼び出された。出来のいい八助の長男市之助に、わがままで勉学嫌いの息子を預けたいという。その若年寄りはとかく工事の手抜きで業者とつながっているのではないかと噂が立っていた。「一味の雨」旗本や御家人に給付金を出す案が検討される。困っている人にならともかく、わけもなく給付金を出すことに反対する遠山奉行。老中の中にも反対する者もいたが、若い時に侵したつっみを穿り出されて罷免される。裏には、給付金の中から水野に上納金を出させようという思惑があった。今でもよくあるよな、給付金配布手数料を大手企業が搾取することが。「袖しぐれ」騙りの一味が、斡旋料として金をだまし取っている事件が続く。語り盗った金の一部は幕府の偉い人たちに流れているようだ。瓦版屋の両親を殺された姉妹が身を捨ててその一味を洗い出す。
<紅の露> 「雪まろげ」佐和の昔の恋人が、大阪で大店の主となって戻ってきた。金融札を使って濡れ手に粟の大もうけを江戸でもたくらむが、両替商の主や岡っ引きの男が殺されて、その疑いがかかる。うらには幕府の大物が。老中水野忠邦や鳥居陽蔵の関係がもやもやとする。「影踏み」八助は今度は書院番になった。そんな時にお金蔵から金が盗まれるという事件が。諏訪お家取り潰しかと心配するが、義賊天狗党なる盗賊が捕まる。「紅の露」5年前の通り魔殺人の犯人が、中山道倉賀野宿にいるという情報を得て、倉賀野宿にやってきた逸馬。しかし、真犯人はほかにいるという。八週回りと金貸しがつるんで。「風花の舞」新三郎が助けた娘は、大目付の一人娘。大目付は一月前に凶賊に襲われ、寝たきりに、娘もその時殺されたと聞いていたのだが。娘の頼みを聞き、黒幕をあぶりだす。
<惻隠の灯> 江戸の闇を鋭く見つめるという梟与力・逸馬とその幼馴染2人の事件帳。北町奉行遠山金四郎と、南町奉行鳥居甲斐の守との駆け引きも見所。「惻隠の灯」いかにも悪党、人殺しもしているが証拠もない、さらに表向きは人助けもしている。その最後に問いかける良心とは。「絹に棘あり」美しい小唄の師匠。そこに群がる男達。「花の棺」2年前に娘を殺された料理人の父親が、付けねらう相手とは。2年前に、吟味で逸馬は無罪として放免していた。「眠り流し」若い男女が薬を高価で販売していた。偽薬の疑いが掛かるが、買ったほうは騙られたのではなく自分の意志で買ったのだという。でもその裏で、暴利を得ていた黒幕がいる。
<三人羽織> 藤堂逸馬(吟味役与力)・武田信三郎(評定所役人)・毛利八助(一応旗本で将軍側近)の三人は幼い頃の寺子屋からの腐れ縁。「三人羽織」3人が同時に襲われる。その影には老中水野に取り入った偽御祓いしの影が。「むかし恋ふ」信三郎が3年前に助けた姫様から婿入りの話が。信三郎が大名の殿様になるのか。お家騒動。「忍ぶれど」八助が数日前から行方不明に。そんな時捕らえた盗賊が八助の思い人の家に押し入る。盗賊の影には、もっと大者の影がありその一人として火盗改めの役人も浮かび上がる。「上膳の水」盗賊は、牢から逃れ、もっと大それた計画を立てる。3人の老師も巻き込まれ江戸城金蔵が狙われ、ついに悪の元締めの正体も明らかに。
<吹花の風> シリーズ最終巻。一応のまとめてして今回は緩やかながら4話につながりを持たせている。逸馬は吟味方与力筆頭に、信三郎はお徒士目付に、そして八助はお代官様になる。逸馬は遠山奉行に逆らうこともあるが真実のお悪党捕縛のために奔走する。「水花の風」根ずん子増次郎兵衛を名乗る盗賊が、飲み水に毒を入れたという事件が起こる。毒を入れられたくなければ金を祓えというのだ。実際に人が死ぬこともなかったので、一首の愉快犯かとも思われたのだが、評判の悪い大工が死んだ。隠し蔵などを専門に作る大工で、妻子に乱暴を働いていた。次郎兵衛の正体がその大工であることが分かるが、その殺しの裏には大物g隠れているのではないか。「淡雪燃ゆ」鬼薊の源三という盗賊が、三千両を盗む。そして善人と言われていた茶問屋の主が捕縛されるのだが、取り調べにもだんまりを決め込みそのまま処刑を待つようだ。その裏には15年前に侵したある罪の意識があった。「黄金の砦」鬼薊は処刑されたが、その本拠と言われる村に”天狼党”を称する一団がいた、飢饉にあえぐ百姓などをまとめ上げ一揆なども計画している。しかしその裏では、これまでも何度も名が挙がった廻船問屋三浦屋や幕府の大物も関わっていた。八助が代官になって赴いたのはそんな場所だった。逸馬と信三郎は浪人に扮してその村に入り込む。「惜別の詩」最初のころは飢饉にあえぐ百姓のため停っていたが、その村から金山が見つかったことから幕府の大物と組んで金をむさぼっていたのだ。そして、その首領の正体とは。ついに完結。
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