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「刑事失格」 2011年 4月 文庫初版
「Jの少女たち」 2011年 5月 文庫初版
「天国の破片」 2011年 6月 文庫初版
「無伴奏」 2015年 4月 文庫初版
定価 760円~880円+税 310頁~406頁
<1> 著者のライフワーク・シリーズの第1巻。かつての上司に出会って、3年前の事件を回想する。3年前、派出所勤務の阿南は、警邏中死体を発見する。興信所所員だった。捜査に駆り出されたが、所詮地域巡査。日常の業務とも重なる。派出所に持ち込まれるのは、駅前にたむろする少年たちへの苦情。そして、居なくなった犬の捜索。阿南は一つ一つ丁寧に対応するが、杓子定規、自分の規範に合わないことは、許さない。それで1年前に恋人に去られ、死んだ。けれど、居なくなった犬の捜索から、殺人事件につながる。そして同僚が派出所で殺される。そこにつながりを感じて、調べ始めるが。衝撃的な結末が待っている。これが阿南が警察を辞めたわけだ。
<2> かつての記憶を、上司から思い出さされた一月後、当時中学生だった子供から、阿南さんに相談したいという手紙が渡される。その少年は失踪し、探偵から渡された手紙をもとに、失踪した少年を探すことになる。”J”とは何か。新人女性探偵は藤森涼子、後にシリーズとして主役を張ることになる。ともかく、時とともに成長する主役たちの物語。三年前のほんの小さな繋がりだったが、見捨てることはできない。調べてゆくと、同時期に失踪した少女がいて彼女は、”JUNE”と言われる同人誌に関わっていたという。”やおい”(やまなし、おちなし、いみもなし)と言われる分野の男性愛を扱っている同人誌らしい。そこにはかつて、二人が関わっていた少女が自殺した。阿南は、二人の家族や自殺した家族に話を聞くうちに、家族の繋がりや、思いが離れていることを知る。阿南自身も、家族から離れていた。少年は間違いを犯して、それをどうしたらいいか相談したかったらしいが、阿南自身も自分の間違いに決着がつけられずにいた。家族とは何かを鋭く問い詰める物語。
<3> 前作から6年後、フリター生活をして今は金沢のコンビニの深夜アルバイトをしている阿南。深夜のコンビニにナイフを持った少年がやってくる。罪を犯させないために阿南は50万の金を彼に貸すことにする。ところが数日後彼らしき人物が他のコンビニを襲い店員にけがをさせる。阿南は対応を間違えたのかと思い、彼を探す。実は最初の出会いの時に、免許証を落とし、その名前を憶えていたのだ。しかし彼は2週間前に交通事故で亡くなっていた。同乗していた少女マナから、免許証をもって言った少年の名前を聞き出し、その家庭を訪ねるが、その家庭は崩壊していた。マナと母親からは戻ってこない少年を探すように依頼され、阿南は自分の対応の責任を取り少年を探すことになる。揺れ動く少年たちの思いと、家庭(父親)との関係が再び阿南を苦しめる。
<4> 「刑事失格」で始まる”阿南”シリーズの第4作。失態から、警官をやめその後さまざまな職業を転々とする阿南。コンビニ店員や配達員、探偵助手なども務める。今回は、介護師になって5年目の阿南の話。
いつも生真面目な阿南だが、今回は22年ぶりに実家に呼び戻される。大学卒業後、警官になるといって疎遠になった実家の父が、認知症になって呼び戻されたのだ。兄夫婦は農業を次いでいて面倒を見られないという。姉は出戻って父の世話を見ているが、彼女も看病疲れで倒れる寸前。家に戻って父の世話をしろと迫られる阿南だが、断固断る。介護士として、ヘルパーを雇えと進言する。そんな中で、父が”私が、殺した”とつぶやく。それにとらわれ過去の事件を調べることに。また故郷に戻ってきて、高校生時代に付き合っていた女性と再会。数日後、彼女の夫が行方不明になっているという知らせが。その人も、高校生時代の同級生だ。過去の事件を調べるストーリーも面白いが、阿南が今現在関わっている介護現場の物語も目が離せない。
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