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上田秀人★表御番医師診療録１～１３（完結）★ 角川文庫
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商品詳細情報
| 管理番号 |
新品 ：62476243714
中古 ：62476243714-1 |
メーカー | dde0a | 発売日 | 2025-06-01 15:36 | 定価 | 4500円 | ||
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| カテゴリ | |||||||||
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「切開 表御番医師診療録１」 平成２５年 ２月 文庫初版
「縫合 表御番医師診療録２」 平成２５年 ８月 文庫初版
「解毒 表御番医師診療録３」 平成２６年 ２月 文庫初版
「悪血 表御番医師診療録４」 平成２６年 ８月 文庫初版
「摘出 表御番医師診療録５」 平成２７年 ２月 文庫初版
「往診 表御番医師診療録６」 平成２７年 ８月 文庫初版
「研鑽 表御番医師診療録７」 平成２８年 ２月 文庫初版
「乱用 表御番医師診療録８」 平成２８年 ８月 文庫初版
「秘薬 表御番医師診療録９」 平成２９年 ２月 文庫初版
「宿痾 表御番医師診療録１０」 平成２９年 ８月 文庫初版
「埋伏 表御番医師診療録１１」 平成３０年 ２月 文庫初版
「根源 表御番医師診療録１２」 平成３０年 ８月 文庫初版
「不治 表御番医師診療録１３」 平成３１年 ２月 文庫初版
定価 ５９０円～６８０円＋税 ２９５頁～３３０頁
＜２＞ 大老堀田筑前の守が、江戸城で親戚でもある若年寄り・稲葉石見の守の事件に巻き込まれた長衛は、疑心暗鬼になる関係者から命を狙われる事になう。血縁、恨み、権力争い。事件は、5代将軍就任をめぐる黒幕の存在が次第に浮かび上がってくる。小者（単なる元御家人の医師）である長衛が、次第に幕閣の争いに巻き込まれてゆく。戦国時代から伝わる足軽剣法で、襲い繰る敵を振り払う。
＜３＞ １・２巻で江戸城内での大老暗殺事件はひとまず終わった。けれどまだ基盤の安定していない五代将軍綱吉を葬ろうとする企てが収まったわけではない。御膳に毒が仕込まれ、毒見役の小納戸が死ぬ。当初は、単なる病死と見られていたが、大目付に命じられて再び良衛が動き出すと、すぐに刺客がやってくる。これで、毒殺の疑いがほぼ確定する。いつものように役目外というがその探索を命じられ、いやいや台所役に接触する。医者であると同時に剣客、良衛の活躍。今度の黒幕は誰。
＜４＞ 大奥にも出入りするお広敷伊賀者の治療に当たった良衛だが、それをきっかけに、大奥の事件に関わることになった。表の権力が入ることのでいない大奥で何が起こっているのだろうか。
＜５＞ 江戸城大奥の話はこれでひとまず結末を迎える。大奥内部で起こる不穏な事件の探索のためにお広敷医師の回された矢切良衛は、不本意ながらも大奥に入り治療に当たる。大奥に古くから居る行儀指南の山科が関わっているらしい。そんな良衛に様々なところから魔手が忍び寄る。出世は望まぬが医療技術を磨きたいとの思いは強い、そんな良衛に降りかかる危難に先祖伝来の技が光る。この巻で一応、多く舞台の話は終わるようで、次は舞台を移すらしい。
＜６＞ 前編の手柄もあり、寄り合い医師に昇格した良衛は、長崎への遊学が認められる。さらに技量を挙げたいと思う良衛だが、幕府の面々や、大奥の輩はそれを許すはずもない、利用しようとしたり、仇をなそうとしたり、箱根・名古屋・京都と、刺客やら間者などが入り乱れる。命を狙う敵は討ち、政争には関わらぬと決めた良衛は、京都から大阪にと旅を続ける。
＜７＞ やっと長崎に着いた良衛。師匠の紹介も有り、長崎入りは無事に済む。けれど博多で偶然見てしまった薬草の事で、また新たに事件に巻き込まれる。腕に覚えが有るので、金で雇われた一味などは一蹴できたのだが、その新たな火種に巻き込まれる。長崎・出島での研鑽を積む良縁に襲い繰る新たな敵。
＜８＞ 長崎に着き出島に出入りすることが許された良衛だが、ここでも妨害があった。金に執着する通師や、抜け荷を見られたと思い込んだ薬種問屋、そして、江戸の大奥に関わる回船問屋などの送り込んだ刺客が、良衛を襲う。その腕から、全て撃退するが、長崎での問題を引き起こす者として注目を浴びる。最期には金で雇われたオランダ商館員にまで襲われる。ともかく事件にはことは書かない良衛。そして、将軍の命で、早くも呼び戻されることになる。
＜９＞ 愛妾のお伝の方に、毒を盛られているのではないかと危惧を抱いた綱吉の命で呼び戻された良衛。妊娠をさせる阿蘭陀渡りの秘術は得ることはできなかったが、それを否定する事も肯定する事もできず、とりあえずお伝に薬を調合する。けれどその秘術を得ようとするいくつもの、圧力が掛かり、剣で襲われたり、権威で奪おうとする者が後を絶たない。一応お伝と将軍の影をちらつかせ防ぐも、良衛に心休まるときは来るのか。
＜１０＞ どうしても跡継ぎが欲しい将軍・綱吉と、二人の子をなしたが、跡継ぎを亡くして、その権威が揺らぎそうなお伝の方の思いを受けて、大奥で振り回される良衛。ともにもかくにも、回船問屋屋、深川の顔役をめぐる問題は一段落。それでも跡継ぎ問題は残る。
＜１１＞ 大奥の広敷番となった良衛だが、お伝の方の信頼は受けたが、さらに将軍にまつわる陰謀が浮かび上がる。直接の毒殺では無いが、館林宰相のころからの陰謀が。その、陰には何者が潜んでいるのか。新しい展開。一方、深川の顔役をめぐる争いも迫り来る。
＜１２＞ 将軍台所の異常は、館林宰相と呼ばれていた頃から行われていた。つまり食習慣から将軍を害しようとして居たのだ。一介の者達ができる仕業では無い。大奥の寵愛深いお伝の方や御台所の協力を得て、次の将軍に成るかもしれない甲府家も調べてみるとそこにもやはり手が回っていた。その黒幕の正体が徐々に明らかになるが、良衛の近くにも凶刃が狭まる。
＜１３＞ ついに完結。将軍綱吉の命を脅かすものたちの存在が明らかになり、医師の矢切良衛も命を狙われる事になった。留守中に家族の命を狙ったり、ついには黒幕が最後の勝負に出てくるが、深川の浪人親分真野の手助けもあり撃退する。しかし敵は城外だけでなく、出世と保身のために良衛を妨害せんと大目付や典薬頭が姦計を仕掛ける。将軍に牙を向く者達の真の目的を探るために、右筆部屋で将軍家の過去を調べる良衛は驚愕の事実に直面する事になる。すべての真相が明かされるシリーズ完結編。
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個人の蔵書なので、すべて一読はしています。すべて自分で読むために購入した本です。
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