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「血脈 新剣客太平記1」 2015年 2月 文庫初版
「師弟 新剣客太平記2」 2015年 7月 文庫初版
「侠気 新剣客太平記3」 2015年12月 文庫初版
「一途 新剣客太平記4」 2016年 4月 文庫初版
「不惑 新剣客太平記5」 2016年 9月 文庫初版
「黄昏 新剣客太平記6」 2017年 2月 文庫初版
「決意 新剣客太平記7」 2017年 9月 文庫初版
「哀歌 新剣客太平記8」 2018年 2月 文庫初版
「新剣客太平記 外伝 虎の巻」 2014年10月 文庫初版
定価 各巻 600円+税 293頁~308頁
<2> 弟子も20人ほどに増えて、妻の綾とも円満。「筆の便り」一番弟子の庄太夫の副業の代筆。昔から通っている料理屋の女中からの便りがないという。勤め先には結婚するからといってやめているが、預けていた子供にも便りが無い。庄太夫と竜蔵が一肌脱ぐ。「夫婦剣法」まだ門弟もいなく、庄太夫が連れてきた武士にあだ討ちのための剣の手ほどきをしたのは10年前。そのときは見事仇討ちを果たし、国許に帰っていったが、その武士が江戸の屋敷に勤める為に戻ってきた。彼の仇討ちを支えてきた女芸人とも夫婦になり子供もできて幸せに思えたのだが、ある悩みを抱えていた。番方の同僚からしつこくいやみを言われているという。これぞ喧嘩の極意。「墓参り」父の墓参りに行くと知らない女が花を供えていた。父のやり残したことをする。「刀狩」”井中剣峰”とふざけた名前で、立会いを求めて刀を奪ってゆくものがいる。竜蔵は彼に会ってみたくなった。
<3> 道場主として一廉と認められてもそのお節介焼きの性格に変わりは無い。「望郷」生真面目からの焦りか、肩に力が入ってもう一歩進めない男。故郷に母を残して仕官を焦っているのかもしれない。居酒屋の用心棒として頼られ、一皮向ける。「憧憬」かつて渡り中間として使えた旗本の未亡人・母息子を今も助ける男の純情。竜蔵も見捨てては折れない。「旅の続き」大目付の佐原の依頼で、奥州の小藩城下で起こった剣術道場同志の争いにふらりとやってきて、ふらりと帰ってゆく。胸のすく好篇。「秋葉山まで」祖父の学者が亡くなる。幼いころ父に代わって面倒を見てくれた祖父だった。釣りを教えてくれて、秋場山に遊びに連れて行ってくれた祖父だった。葬儀が終わって、かつていった秋場山神社に足を運ぶ。親の思い子の思い。近頃しみじみと感じる。
<4> 若いころは、喧嘩に明け暮れ、香具師の争いに巻き込まれ命のやり取りも日常茶飯事だった竜蔵も、今はいっぱしの道場主と認められているが、その心意気は変わっていない。「母と子と」伸び盛りの青年弟子だが、ある屈託を抱えていた。母は好きだが、べったり付き添われて満議していたのだ。如何に子別れさすべきか、両者の思いは分かるが。妻の綾には責められるし。「剣の重荷」香具師の争いに巻き込まれていた頃知り合った”人斬り”浪人。でも善人は斬らず、竜蔵も救われたこともある。その”人斬り”が、9年振りに帰ってきた。「たなごころ」いきつけの居酒屋”ごんた”の亭主が、年もわきまえず若い女に、惚れているらしい。からかい半分に温かく見守っていたが。「喧嘩の友」道場時代の喧嘩相手から謎の知らせ。急いで戸塚宿に向かってみると、やくざに追われていると言う。仲良くは無かったが捨てては置けない。
<5> 竜蔵もついに不惑(40歳)になる。今回は一続きの物語。「齢四十」竜蔵の後を付回す武士たちがいた。調べてみると30年前に竜蔵の父・虎蔵が助けた大名家のお姫様の家だった。若い姫様を長屋に書くまい、11歳だった竜蔵も刺客から姫様を守る手伝いをした。「書庫奉行」堅物の家老から付回されたが、気さくな姫様(すでに40半ばで二人の子持ち)殿様から藩の剣術指南を頼まれる。ついでに恒例の藩内各組対抗の剣術試合の手はずも依頼される。「五人戦」特に依頼されたのは軟弱ものの吹き溜まりと見られている書物番を試合に引っ張り出すことだ。確かに、変わり者が多く、若く国表から出てきたばかりの若者を除けば、美奈一癖もありそうなものばかりだった。でも竜蔵はそれが逆に面白いと思う。各組5人の仕合が総当りで行われる。「父子旅」書物番の一人国許で剣術師範をして居た父に反発して、学問ひと筋で生きようとしていた二人の仲を取り持つようにと殿様に依頼され、共に飛び地(北関東)に旅に出る。
<6> 前回の話を挟んだ約1年間の話。「師範代」竜蔵の2番弟子・神森新吾も、すでに30歳。2番弟子とは言いながら、1番弟子は庄太夫だから実質竜蔵に継ぐ実力者。たった3人しか居なかった道場時代からの仲間だ。あれから12年、新吾は悩んでいた。自分の剣と将来について、そんな時、喧嘩の仲裁で中間と知り合う。竜蔵のいたずら心満載の好篇。「丸型十手」鉄五郎はこわもての元岡っ引きだったが、引退して10年、妻が亡くなる。皮肉とぶっちょう面は変わらない。そんな時、隣に上方からやってきた小間物が店を開く。「酒弁慶」30男の浪人が強くなりたいと、竜蔵の門下生になる。何かと忙しくなかなか面倒を見ることができなかった竜蔵だが、意欲の割りに強くならない男を酒に誘う。上役に啖呵を斬り首になり、妻にも逃げられたが、一人息子を取り戻したいと言う。けれど臆病で気が弱い。竜蔵は得意の喧嘩の極意を授ける。「安寧の地」元一斬りの友人の友人が、信州の田舎で権兵衛と名乗り百姓姿でいたと伝えられ、遠くで見てきて欲しいと言われる。竜蔵もその凄腕の元人斬りに会ってみたくなった。大目付の佐原は、信州の探索に託して竜蔵と猫田を信州に送り出す。
<7> 円熟味を増してきた竜蔵だが、まだ、遊び心は忘れていない。「猛稽古」かつての弟弟子が師範代として江戸に戻ってきた。けれどその指導法は少しやりすぎかなと思う。「試し斬り」弟子の依頼で山田浅右衛門に頼み試し霧をさせてもらうことになった。会った浅右衛門と意気投合、しかし、浅右衛門は何か屈託を覚えているようだ。ここは一肌脱ぐしかない。同心を肴に大笑いを演じる。「父子遊戯」息子が立ち聞きした事件か?。母に隠れて父子で事件を探る。思えばかつてこんなことがあったかも。「用心棒」江戸に帰る途中で出会った元気な少女。小旅とと思ったのにおせっかいの癖は直らない。
<8> 竜蔵を狙う辻斬りが一本のテーマとなっているが。「雷太の恋」番頭格でもある庄太夫の養子・雷太ももう二十歳。おくての雷太が恋した相手は。親達は温かく見守る。「手代」体格はいいがおっとりとした性格の酒屋の手代は、回りから馬鹿にされていた。盗み酒を注文した竜蔵は、代わりに中庭で手ほどきをする。「老母」弟子が襲われて、辻斬りが竜蔵を狙っている事がわかったので、老母のしずに護衛をつけることにするが、この子にしてこの親あり、志津の茶目っ気たっぷりの覚悟。「見えぬ敵」果たして竜蔵を狙う相手は誰なのか。ついに決戦のときを迎える。
<外伝 虎の巻> 新章になってから、竜蔵は父親のことを思い出すことが多くなっているが、父・虎蔵とはどんな男だったのか。旅先で食あたりで死んだことや、父と母が別居して、竜蔵の剣術道場の内弟子となったことは知られているが、なんで両親が別居したのかなどちょっとわかりにくい。この巻では、両親の別居の分けや、虎蔵の人となりが分かって面白い。虎蔵30台、竜蔵10歳の時に両親は別居した。お互いに惚れているのに。そんな時、虎蔵は気がふれているのか町をふらつく娘についてこられ、長屋で面倒を見ることになる。おゆきと名乗ったほかのことは覚えていないと言い張り、お姫様言葉をしゃべる。まさか、本物のお姫様とは思わなかったが、お家騒動に巻き込まれ虎蔵が一肌脱ぐ。長屋の人情が気持ちいい。
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