森鴎外と美術

森鴎外と美術

（2024年 10月 6日 14時 38分 追加）
序論外が見た明治、大正の美術

カタログ

第一部 芸術で結ばれた友情 原田直次郎と共に

1 出会い 西洋絵画と「舞姫」たち・・・

I共闘批評と明治美術の革新

・

日本画の伝統と変革

・原田直次郎の挑戦 北沢(日)の絵

・黒田清輝の登場 南派(新)の絵画・・・・・・

・美学、美術史学、美術解剖学の紹介

Ⅲ別れ そして十年後の回顧展

第二部 芸術がもたらした栄光と活躍 編外の多面性

　陸軍軍医総監・森林太郎の周辺

　殿外と展覧会、博物館・・・・

　次世代へのまなざし
原田直次郎作品集。

富記念館所蔵徳富蘇峰宛 原田直次郎書

原田直次郎の肖像画をめぐって 「原田次郎作品集」から

森外と帝室博物館蔵書について

高橋裕次

宮本久宣

切正人

村上敬

森陽外と肖像

陽外とミュージアム 整理事業をめぐって

作家作品解説

関連年譜:

主要参考文献


（2024年 10月 7日 9時 35分 追加）
森外と美術

島根県立石見美術館

2006年7月14日(金)~8月28日(月)

和歌山県立近代美術館

2006年9月10日(日)~10月22日(日)

静岡県立美術館

2006年11月7日(火)~12月17日(日)

[主催]森外と美術展実行委員会/開催各美術館 [助成]財団法人地域創造 [特別協力]森外記念会/文京区立本郷図書館外記念室/森外記念館

（2024年 10月 7日 14時 26分 追加）
明治、大正美術を支えた友情と栄光の物語文豪、森外。軍医でありながら、数々の小説を残しました。一方、明治、大正時代の美術と深い関係があったことは、あまり知られていないかもしれません。外は評論や展覧会審査を通して、作家たちが活躍する舞台をつくり、支援した、いわばアート・プロデューサーだったのです。親友、原田直次郎や黒田清輝など、親交のあった作家たちの名品をお楽しみください。また外は軍医の最高位、軍医総監にまで登りつめました。外が所属した陸軍衛生部と美術の関係を、戦傷図やレリーフなどで紹介します。さらに外は帝室博物館（現東京国立博物館）総長にもなり、手腕を発揮しました。外は今日の博物館行政の先駆者でもあったのです。外と美術の関係を、総合的に取り扱う初めての展覧会です。ご期待ください。