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「まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ5」 2018年 3月 文庫初版
「花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ6」 2019年 6月 文庫初版
「黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ7」 2020年 9月 文庫初版
「初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ8」 2021年10月 文庫初版
「月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ9」 2022年10月 文庫初版
定価 540円~600円+税 228頁~255頁
<6> お草と亡き夫が若いときに関わっていた芸術村の旧友の初之輔から小包が届く。中身はかつて彼が書いた小説に絵を添えた巻物。50年ぶりに再会を果たし、もう一人の仲間であった珈琲師匠の寺田とともに懐かしく語り合う。お草はその小説を活版印刷の本に製作を依頼した依頼した印刷会社の個人データ流出事件に巻き込まれ、さらに周囲の人びとの過去をさかのぼることに。お草さんの想いと行動が心にしみる一冊。またアルバイトの久美の恋愛模様も面白い。
<7> 今回は重いテーマ。常連客の百合子に頼まれて、その息子の就職の世話をしたのだが前の職場をやめたのは訳ありだったようだ。一方、久美にはなかなか相手が見つからなかったが、山男といい雰囲気になっている。そんな時、こよみ屋の第2駐車場で、レイプ事件が起こる。これも常連の元アイドルの女性で今は旅行会社に勤めている。容疑者はお草が就職を世話した男で、有名な教授の息子。スキャンダルで芸能界を引退した女性と、教授の息子。はっきりした証拠がないので、噂は女性が不利。でもその女性と直接会って話しているお草は、彼女が嘘をついているとは思えない。それに前日同じ場所で下着や靴下を拾っているのだ。母親の百合子に会ってみて、その確信は強く持つが、証拠を示せない。お草と久美、山男の思いは。
<8> 草の前に突然現れた男は、50年近く前に幼くして死んだ良一の名を名乗る。かつての夫に残してきた手紙や、良一の乳母の名前も出す。動揺する草は死んだはずの幼い息子を思い出す。また、久美と一ノ瀬の関係はうまくいっているようだが、一ノ瀬は実家の手伝いをしていることを隠していたり、近所の老舗のすし屋の主人は新興宗教にはまり、政治にも手を出しているようで評判は良くない。そんなこんなもありながら観音様が見下ろす街での老人の生活は続く。それにしても、まだこの当時は政治と結びついていたハートのしるしの宗教はそれほど話題に上っていなかったはずだが、作家の嗅覚は鋭い。
<9> 14歳の女子中学生が行方不明になった。中学校では有名人だったという。お草さんたちも探すが、事件はあっけなく解決。母親が離婚した父親のもとにプチ家出してたというのだ。本人は変装趣味だが、明るく元気な中学生。でもお草が気にしたのは、その騒動のなかで拾ったメモ用紙。”たすけて”と記されていた。事件の終わったと、そのメモ用紙があった付近を探していた草は、玄関で倒れていた老女を発見する。命はとりとめたが、その奥には9年間も引きこもっていた男性がいた。中年引きこもりの話や、突然現れた時代錯誤の校長、変装趣味の元気な女子中学生、同棲を始めたが、お互いの自由を気遣ってぎくしゃくするカップル。繁華街を派連れたこの町で暮らす、静かな思い。戦争を知らないけれど、また再びそんな時代が来なければいいなと思う。/TD>
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個人の蔵書なので、すべて一読はしています。すべて自分で読むために購入した本です。
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