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礼儀、東京、酒、女、文学、野球、将棋、競馬…。山口瞳と池波正太郎らとの作家同士や、スポーツ選手など「言葉とは違う世界でのプロ中のプロ」との対談を集めた珠玉の対談13編。
目次
われら頑固者にあらず(池波正太郎)
スポーツ気分で旅に出ようか(沢木耕太郎)
東京・大阪“われらは異人種”(司馬遼太郎)
チームプレーにもジャイアンツ新戦法を(長嶋茂雄)
たいこ持ちあげてのうえのたいこ持ち(吉行淳之介)
教室では学生の顔が見られません(高橋義孝)
中原将棋を倒すのは私だ(大山康晴)
一ト言も言わで内儀の勝ちになり(土岐雄三)
行く年来る年よもやま話(檀ふみ)
ああ偏見大論争 ヘソ曲り作家の生活と意見(野坂昭如)
ジョッキー日本一引退す(野平祐二)
男の酒(丸谷才一)
再びトリスを飲んでハワイへ行こう(佐治敬三)
レビューより
柳原良平さんのイラストに山口瞳と書いてある本があったら、私などは、それはもう条件反射で買ってしまいます。中身はいつも通りの(?)対談集で別に「名著だ」というほどでもありませんが、池波正太郎、大山康晴、野坂昭如など対談相手の名前を見ればそれだけで安心できる安定感を感じさせます。
精神的な、品格の上での「田舎者」を嫌う。
大山康晴の「中原将棋を倒せるのは私しかいない」50歳にして。司馬遼太郎との東京・大阪論争のこどもじみたまじめなところ。吉行淳之介との旦那・幇間やりとり。野坂昭如との「一番高いレインコートを買う」など。
解説にもあるように山口瞳という人は読者の知りたいところ=本人に聞きにくいところに冒頭からズバッと切り込んでいくので読み手としてはハラハラしながらも大いに楽しめる。司馬遼太郎との東京、大阪対談なんか大丈夫かなと思うぐらい悪口の言い合いですが方々にお互いを認めている節がある。お互いを認め合っているからこその悪口の言い合いというちょっとまねするのが難しい楽しい対談です。その他は長嶋茂雄の対談では以外なほど冷静に自分を分析している、プロとしての長嶋茂雄が読み取れて非常に興味深いです。