新品 歴史を動かした日本史有名人の名言120　時代・人間を鋭く見抜いた至言 格言 人々に活気・元気を与えた名句―等々120の名言を厳選収録

自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご入札をお願い申し上げます。

歴史を動かした日本史有名人の名言120

時代・人間を鋭く見抜いた至言、行くべき未来を確かに示した格言、人々に活気・元気を与えた名句―等々、120の名言を厳選収録。

古代～平安１８人（聖徳太子；中大兄皇子　ほか）

鎌倉・室町２１人（源頼朝；北条政子　ほか）

戦国１４人（今川義元；上杉謙信　ほか）

江戸３２人（徳川家康；徳川秀忠　ほか）

明治以降３４人（明治天皇；勝海舟　ほか）
レビューより

古代〜平安、鎌倉〜室町、戦国、江戸、明治以降に分けて、時系列に聖徳太子から幸田文まで。

各期に十数人〜三十人の言葉と解説が載っています。まず、人選がなかなか面白い。所謂、有名ドコロ（≒勝ち組）だけでなく、主流派でなかったり
不遇だったりしたひとや、逆に、有名人でも人間臭い泣き言とか。一番可笑しかったのは、
一休禅師が死ぬ間際になって女色に溺れた揚句、『死にとうない』とか、清少納言と紫式部のケンカとか。
平将門の大言壮語や、源為朝の悪ガキぶり、豊臣秀吉の大嘘、ソレを成り上がりとコケにした島津義久とか。
幕末では、高杉晋作のボヤキや、勝海舟と福沢諭吉の超絶的犬猿の仲も意外です。そして、大正期以降は全て女性。高村智恵子から岡本かの子、最後が幸田文。この締め方がまた絶妙。ここで、吉田茂や白洲次郎、田中角栄なんかを一切持ってこないので、生臭さが残らない。
そして、これを追って読んで行くと、自ずと日本史が活き活きと見えてくる。各言葉の解説に、その裏にある時代背景や、『気分』といったものが実に美味くまとめられていて、立派な学習参考書になります。

鎌倉〜室町期など、印象付けがしにくいところに、北条時頼の『味噌にて事足りなん』などをエピソードとしてフックすると、その後の竹崎季長と併せて、蒙古襲来を迎え撃った鎌倉武士団が脳裏で動きだす。