浦賀和宏set 記憶の果て/眠りの牢獄/彼女は存在しない/こわれもの　　ミステリーミステリ

【詳細】
浦賀和宏set 記憶の果て/眠りの牢獄/彼女は存在しない/こわれもの

記憶の果て 2013年6月21日2刷　講談社発行
眠りの牢獄 2013年2月16日初版　講談社発行
彼女は存在しない 平成25年6月5日21刷　幻冬舎発行
こわれもの　 2013年6月25日4刷　徳間書店発行

記憶の果て
父が自殺した。突然の死を受け入れられない安藤直樹は父の部屋にあるパソコンを立ち上げる。ディスプレイ上で裕子と名乗る女性と次第に心を通わせるようになる安藤。プログラムにしかすぎないはずの裕子の記憶が紐解かれ、浮上する謎。第5回メフィスト賞に輝くデビュー作。

眠りの牢獄
階段から落ちて昏睡状態になってしまった女性をめぐり集められた3人の青年。3人は核シェルターに閉じ込められ、そこから出る条件は彼女を突き落としたのは誰なのか告白することだった。同時に外では完全犯罪の計画がメール交換で進行。ラストで明らかになるあまりにも異常な切断の理由。そして……!!

彼女は存在しない
平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める……。同じ頃妹の度重なる異常行動を目撃し、多重人格の疑いを強めていた根本。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本を結びつけていく。その出会いが意味したものは……。

こわれもの
売れっ子マンガ家陣内の婚約者・里美が交通事故で死に、ショックで彼が自作のヒロインを殺してしまうと、ファンから抗議が殺到。その中に里美の死を予知した手紙があった。日付けは事故の数日前。陣内が手紙の主を訪ねると…。

浦賀和宏
1978年、神奈川県生まれ。98年に『記憶の果て』で第五回メフィスト賞を受賞しデビュー

【状態】
経年劣化により多少の傷み焼けシミは御座いますが、概ね良好です。
※こわれものに数ページ水濡れが御座いますが通読に問題は御座いません。