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ぼくが小学校四年生のときに生まれました。
そのころは小学校といわずに、国民学校といっていました。
戦争中、10歳の少年は赤ん坊だった弟のミルクをぬすみ飲みし、弟は栄養失調で死んだ。子どもの目で戦争と飢えを淡々と描きます。
書評
少年よ・・・・・ 李 恢成
あの時代が、どんなにひもじいものだったか、ぼくらは知っている。
けれども、この一冊の絵本にまさる少年哀歌はいったいどこに存在するだろう。
弟のミルクを盗んでしまった少年よ、きみはその日以来、なんと罪深い人間になってしまったのか。
終生、きみはこの原罪にこだわって生きつづける。ある日からのジャン・バルジャンのように。
それにしても、きみは優しい男だ。永遠に成長することをやめた弟たちへのきみの哀しみが、
こんなに大きかったとは・・・・・・
あとがきより 米倉斉加年
戦争ではたくさんの人たちが死にます。そして老人、女、子どもと弱い人間から飢えて死にます。
私はそのことをわすれません。
でも、もっとわすれてはならないことがあります。
私の弟が死んだ太平洋戦争は、日本がはじめた戦争なのです。そして朝鮮、韓国、中国、東南アジアの国々、
南方諸島の人たちをどんなに苦しめたことでしょう。そのことを私たちはわすれてはならないと思います。
そのことをわすれて、私たちの平和は守られないでしょう。