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初版 鳥飼否宇 昆虫探偵 シロコパκ氏の華麗なる推理 世界文化社刊
2002年3月20日初版 世界文化社発行
ある朝目覚めるとゴキブリになっていた元人間のペリプラ葉古。無類のミステリ好きだった葉古は、昆虫界の名探偵、熊ん蜂シロコパκの助手となった。人の論理が通用しない異世界で巻き起こる複雑怪奇な難事件を、クロオオアリの刑事の力も借りて見事解決していく!書下ろし「ジョロウグモの拘」を収録。昆虫と本格ミステリについてのユニークな注釈を新たに付加。
鳥飼否宇
1960年福岡県生まれ。九州大学理学部生物学科卒業。18年間の出版社勤務を経て、2000年に奄美大島に移住。2001年『中空』が第21回「横溝正史ミステリ大賞」優秀賞を受賞しデビュー。その後も『非在』『桃源郷の惨劇』『本格的―死人と狂人たち』『密林』『太陽と戦慄』などの作品を次々と発表。本格ミステリでありながら、常に挑戦的な試みを展開し、異色で独特の世界観を作り上げている。碇卯人名義でテレビドラマ「相棒」シリーズのノベライズも執筆。2016年『死と砂時計』で第16回本格ミステリ大賞小説部門を受賞。
【状態】
経年劣化により焼け、カバーにスレ、フチヨレは御座いますが、概ね良好です。
※愛読者カード、新刊案内完備しております。