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ハーバード・サイケデリック・クラブ - Harvard Psychedelic Clubの説明

■４人の交差する人生の物語

カウンターカルチャーの始まりからニューエイジへ至るまで、時代を激変させた４人の交差する人生の物語。

LSDを通じての悟りの提唱者であるハーバード大学の心理学者ティモシー・リアリー。 世界の諸宗教についての専門家でMITの哲学教授ヒューストン・スミス。 インドを旅して求道者「ラム・ダス」となり帰ってきたハーバード大学の心理学者リチャード・アルパート。 ホリスティック・ヘルスと自然食品に関する提唱者となったハーバード大学医学大学院出身のアンドルー・ワイル。サイケデリック・ドラッグによる意識の拡大の後、彼ら全員が知性から直観、機械論的思考から神秘主義、学究的から精神的、科学的からシャーマン的な方向へと向かっていった。

そして、それぞれが独自の方法で、マインド／ボディ／スピリット運動の先駆者となり、ヨガ、菜食主義、東洋の神秘主義を西洋世界に広め、私たちの世界観に大きな変化をもたらすことになった。 この並外れた４人がハーバード大学でどのようにして出会ったのか、そして彼らのサイケデリック・ドラッグの研究プロジェクトでの実験が、いかにして本人たちの人生を激変させ、1960年代から1970年代にかけてのアメリカの文化を揺るがすことになったのか。本書において著者ドン・ラティンは、宗教ジャーナリストの視点からサイケデリックな60年代を改めて振り返り、そしてその意義を改めて問い直す。

■著者紹介

★ドン・ラティン
アメリカのオルタナティブな宗教並びに主流の宗教の運動や人物たちを取材している国内有数のジャーナリストのひとりである。20 年近く宗教を取材担当範囲として執筆してきた『サンフランシスコ ・クロニクル（San Francisco Chronicle）』紙を含め、彼の記事は米国の多数の雑誌や新聞に掲載されている。『デイトライン（Dateline）』、『プライムタイム（Primetime）』、『グッド・モーニング・アメリカ（Good Morning America）』、『ナイトライン（Nightline）』、『アンダーソン・クーパー 360（Anderson Cooper 360）』、 ＰＢＳ の『リリジョン＆エシックス・ニューズ・ウィークリー（Religion & Ethics NewsWeekly）』といったＴＶ報道番組のコンサルタントおよびコメンテーターも務めている。
著書にJesus Freaks: A True Story of Murder and Madness on the Evangelical Edge、及びFollow Our Bliss: How the Spiritual Ideals of the Sixties Shapes Our Lives Todayがある。共著書にShopping for Faith: American Religion in the Evangelical in the New Millenniumがある。

★伊泉 龍一（訳）
占い・精神世界研究家。 著書: 『タロット大全――歴史から図像まで』(紀伊國屋書店)、『完全マスタータロット占術大全』(説話社) 共著: 『数秘術の世界』(駒草出版)、『西洋手相術の世界』(同)、 『リーディング・ザ・タロット』(同)、『数秘術完全マスターガイド』(同)、『ルノルマン・カードの世界』(同)。
訳書:ジョアン・バニング著『ラーニング・ザ・タロット』(駒草出版)、レイチェル・ポラック著『タロットの書』(フォーテュナ)、 ケヴィン・バーク著『占星術完全ガイド』(同)、マーカス・カッツ&タリ・グッドウィン著『シークレット・オブ・ザ・タロット』『ラーニング・ルノルマン』(同)、ベネベル・ウェン著『ホリスティック・タロット』(同)、ジョン・マイケル・グリア著『生命の木』(同)、アリエル・ガットマン&ケネス・ジョンソン著『占星術と神々の物語』(同)等 監修: アレハンドロ・ホドロフスキー&マリアンヌ・コスタ著『タロットの宇宙』(国書刊行会)