帯付set 高橋克彦 竜の柩/新竜の柩/霊の柩 装丁横尾忠則 TADANORI YOKOO 祥伝社刊 伝奇

【詳細】
帯付set 高橋克彦 竜の柩/新竜の柩/霊の柩 装丁横尾忠則 祥伝社刊

竜の柩上巻 平成元年6月20日5刷 祥伝社発行
竜の柩下巻 平成4年7月25日12刷
新竜の柩上巻 平成4年6月30日初版
新竜の柩下巻 平成4年8月20日5刷
霊の柩 平成12年2月20日初版

高橋伝奇の最高傑作。伝説を解体し、神の真実に迫る。津軽・信濃・出雲… 九鬼虹人の旅が始まる。著者にしか辿り着けない圧倒的スケールの傑作

竜の柩
二束三文の津軽の山が密かに買収されたことを知ったTVディレクター九鬼虹人は、周辺取材をするうちに、なぜか買収地がすべて竜に因んだ神社や遺蹟の地に限られることに気づいた。竜とは何か?想像上の竜が世界各地に伝説として残り、西洋では悪魔、東洋では聖なる存在なのはなぜか?土地買収と竜の関連を追う九鬼を執拗に狙う男たち。姿を見せ始めたヴァチカンの存在…

新竜の柩
東洋では神と崇められ、西洋では悪魔の化身とされる竜。人類の文明を二分する竜の謎を世界各地に追い求めノアの方舟伝説をもとにトルコ・アララト山に眠る竜の柩を発見乗り込んだ。彼らは地球と見紛う地に到着した。古代シュメール語を使い、聖書の記述に酷似した人々の生活。そこでも竜を神とする一族と、悪魔と忌む一族の対立があった。何のために?

霊の柩
旅はまだ終わりを告げていなかった。時空の誤差により、辿り着いたのは…宮沢賢治や江戸川乱歩が闊歩する大正八年の日本。熱気とモダン、進取の気概に燃えていた時代、霊魂や霊能力を科学的に解明しようとする運動が最も盛んだった頃でもある。神とは?霊魂とは?

高橋克彦
1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒。83年写楽殺人事件で江戸川乱歩賞、86年総門谷で吉川英治文学新人賞、87年北斎殺人事件で日本推理作家協会賞、92年緋い記憶直木賞、2000年火怨で吉川英治文学賞受賞

横尾忠則
日本の美術家、グラフィックデザイナー、版画家、作家。 2000年以降は、幼少期を過ごした故郷・兵庫県西脇市のY字路をモチーフに多くの絵画を描く。描いたY字路作品は150点以上。 実弟の成瀬政博は画家・イラストレーター。長女の横尾美美も美術家。日本芸術院会員

【状態】
経年劣化により若干の焼け、シミ、カバーにスレ、傷、フチヨレは御座いますが、概ね良好です。
※カバー背表紙に若干焼けが御座います。
※竜の柩下巻のカバー背表紙にシミ汚れ、帯に破れが御座います。